通信

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燕三条の『ものづくりの現場』に行ってきた!

こんにちは! 女店長兼ホールスタッフのさきです☆

突然ですが、
『ものづくりの現場が見たい!!』
と、いうことになりまして。

私(さき)とマメさん(シェフ)とFREAK’S STOREのジェネラルマネージャー松本さん(なぜか一緒)と、新潟の燕三条へ行って来ました‼
日本が世界に誇る燕三条の美しい金属工芸品とその生産者の方々に会いに行ってきて、興奮しっぱなしの様子をお伝えします!

まずは景気づけ!ぽんしゅ館で越後を味わう

今回案内してくれたのは三条ものづくり学校の事務局長をされている斎藤さん。
燕三条を知り尽くしている斎藤さんが最初に案内してくれたのは、越後の日本酒が全92蔵利き酒出来るというぽんしゅ館

まずは500円で5枚のコインを購入。
次に壁一面に並んだコインロッカーのような所に1枚コインを入れ、おちょこを置いてボタンを押すとチョロチョロとお酒が出て来る夢のようなシステム。
序盤でがっちり心掴まれ、私はおちょこ5杯で完全に出来上がりました。楽しかったー。

新潟のおいしすぎる魚介とおにぎりと、ときどき沼垂ビール

続いて案内してくれたのは沼垂テラス商店街の『大佐渡たむら』さん。
こちらでは樽でしか販売してないという地ビール『沼垂ビール』を燕三条の技術で作られたステンレスタンブラーでいただきました。

こ・れ・が、めちゃくちゃ美味しかった!まろやかだけどキレは良い。
ヌルッとした舌触りがビールのものなのか、タンブラーの形状のおかげなのか、よくわからないけど、とにかく美味い☆

新潟すごい‼燕三条すごい‼

その後も旬な食材を使った美味しすぎる料理の数々と新鮮で美しく、美味しすぎるお刺身の盛り合わせと、新潟のお米で作ったおにぎりはお米の一粒一粒が「ここだよ!」と主張してくるくらいしっかり立ってて、口に入れるとホロ〜ほわ〜と解けて香る…
幸せのあまり言葉にならない美味しさでした。
たむらさん、ありがとうございました!

そこで、饒舌になった私達は斎藤さんに語ります。
「燕三条で良いものを見つけたい、生産者に触れたい、熱い想いを肌で感じたい」
その思いを受け止めてくれ、連れて行きたい場所がある、と斎藤さんがアポイントを取ってくれました。





<翌日>

【1軒目】ササゲ工業さん

おはようございます!やってきました工場見学!!
最初に伺ったのは『ササゲ工業』さん。
大正15年の創業以来受け継がれてきた伝統技術と最先端の技術を組み合わせ、柔軟な思考で新しいものづくりに挑戦していく老舗工場です。

シャボン玉の表面のような色のグラス。
塗装ではなくステンレスの色を引き出してみたんだとか、
とてもステンレスで作られたとは思えない作品に驚きました、「日本酒を作るタンクもステンレスだから日本酒とステンレスは相性いいんだよ」と言われ確かに‼と納得。
しかもこれ溶接じゃなく1枚の金属板で出来てるんです!

口の当る部分だけ磨かれていたり、机と当る部分はアクリル樹脂だったり。曲線も美しい。
『魂は細部に宿る』とはまさにこのことだなと。そのものづくりに込められた思い。グラス1つを取ってもそこに人の温かみを感じます。
そう‼こーゆーのが感じたかったんです‼‼

この後も常務取締役の捧さんに色々とお話伺いました。アイスを食べるヒメスプーンとお好み焼きのヘラ‼ここで産まれたものなんですって!
広島出身の私と大阪出身の松本さんにとってはとても身近な存在のヘラ‼
こんな所で元祖に会えるとは思ってなかったので感動です!お土産に昔作られていたヘラもいただきました。他にも色々いただきました。

この無駄にゴツいおたまや、無駄にゴツい栓抜き。LAMPで使えるようにしとくので、是非これで栓抜いて確かめてみてください。

【2軒目】永塚製作所さん

2軒目に訪れたのは『永塚製作所』
家庭用の金属雑貨を作ってらっしゃる会社です。
工場見学もさせていただきました。

他にもゴミ拾いをスポーツにした、日本GOMI拾い連盟の公式トングにも認定されたMAGIP(すっごく楽にゴミが拾えるんです!紙も吸い殻も濡れたビニールもこれなら楽々‼)やカラーリングが美しく手に馴染むスコップFIELD GOODも実際に見せてもらいました。

IN
ON
ABOVEの名前の付け方も色のモデルもカッコいい!

そして驚いたのはABOVEの軽さ‼これ45gしかないんです。女性や子ども向けに作られていて、持っていて疲れない。
持ち運びも楽です。いいなー買えばよかったなー…
こおゆう日常使う物を工夫して使いやすくしてくれる人達がいるからどんどん生活しやすくなってるんですよね。しみじみ…

【3軒目】包丁工房タダフサさん

3軒目。「包丁をスニーカーみたいに飾ってる所あるよ」と連れて行かれたのが『包丁工房タダフサ』
1600年頃から鍛治の町として栄えた三条市で、創業当時から心を込めた手造りにこだわり、鍛治技術を後世に伝承し、老舗の技をそのままにスタイリッシュに。カッコいい工房です。

「タダフサってそーいえば前にLAMP泊まりに来てくれた子が居るところじゃない?」なんて話してたら居ました。
中村くん。とってもいじられキャラでした。いじられるって事は愛されてるって事ですね!これからもその調子で頑張ってほしいです。

おわりに

3軒の会社を見学して、燕三条のものづくりを見に行こうツアーは終了しました。わざわざ時間をつくってくださった皆様本当にありがとうございました。
職人さんの集まる場所、燕三条。
工場と工場と人と人が繋がって力を合わせてこの町をつくっているんだなと感じました。

LAMPではストーリーのある物を選んで使っていきたいと考えてますので、この出会いと経験は貴重でした。必ず、必ずまた足を運ぼうと思います‼
皆さん本当にありがとうございました‼!

燕三条『工場蚤の市2017』

今回案内していただいた斎藤さんの三条ものづくり学校にて4.15土曜日と16日曜日の2日間『工場蚤の市2017』が開催されます。
燕三条地域の工場やクリエイター、デザイナーさん達による蚤の市やワークショップが楽しめます。

今回訪れた工場さんも出店されるみたいで、とってもとっても行きたいのですが、土日はなかなか難しいので、、興味を持たれた方は是非遊びに行ってみてください。
去年は3000人も来場者数があった大人気のイベントです‼
今年も大盛り上がりする予感ですよ⤴⤴

それでは、また!

この記事を書いた人
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女店長 さき

レストラン店長兼デザイン担当のさきです。出身は広島。ご縁あって長野の野尻湖に流れ着きました。四季のメリハリがしっかりあるこの土地が気に入ってます。どうぞよろしくお願いします!